3. 座りっぱなし - 知多市 整体の「ちた快福堂」

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3. 座りっぱなし

痛い人の習慣
3. 座りっぱなし

・座ることは重労働

「座る」という動作は、腰、膝、背中、肩、首、足首にとって、とても負荷の強い動作ということを知っていましたか?

「え〜? ただ休んでいるだけなのに?」

と思う方も多いのではないでしょうか。まずは下の数値をご覧下さい。

仰向け寝  25

横向き寝  75

立位    100

立って前傾 150

座る    140

座って前傾 185

この数値は姿勢による腰の椎間板に対する重力の度合いを示したものです。立っている時よりも、座っている時の方が、負担が大きいのが分ります。

さらに座ったまま前屈みになった状態、つまり、パソコンに向かった時や、ソファに座った姿勢が最も負荷が大きくなっているのが、分ると思います。

「座る」という動作は、ボウリング玉くらいの重さがある頭の重力が首、腰、膝、足首にかかり続けている動作を、ずっと続けていることになるのです。また、足首、膝も「静止」を続けているため関節や筋肉に負担が掛かり続けています。腰や首はもちろん、膝や足首が痛い人は座りっぱなしでいると痛くなることが多いのです。

人間は、どんな体勢でも、20分間まったく同じ姿勢を続けると体に負担が掛かり始めます。長時間同じ姿勢を続けると、筋肉の緊張や血流の低下を招き、最終的には重大な症状をもたらします。それがエコノミー症候群です。それほど、じっと座っているということは、体にとって負荷が大きいことなのです。

◎ 3大座位 〈テレビ、運転、パソコン〉

現代人が抱える腰痛、肩こりなどのほとんどの原因が、この3つにあると言っても過言ではないでしょう。3つの共通点は、「座る」ということです。
何もせず、ただ座っているだけだと10分でも苦痛ですが、テレビを見たり、パソコンをしていると、あっという間に2〜3時間過ぎてしまいます。何故かといえば、画面や音声が脳に刺激を与え、感覚を紛らわせているからです。運転も同じです。体にとっては何をしていようとも同じ姿勢で2時間座っていることに変りはないのです。
卒業式やつまらない研修、授業を思い浮かべて下さい。座っているのに疲れたことはありませんか? あなたが休んでいるつもりで過した、その2〜3時間は痛い所を酷使していたことになっています。

試しに2時間テレビを見ずに、じっと座ってみて下さい。かなりの重労働だと気づくはずです。

さらに、よくないのは負担が掛かっている本人が、休んでいると思ってしまっていることです。座っているときに、負担が掛かっていると意識できている人はとても少ないです。ほとんどの人が休んでいると思ってしまい、長く座り続けてしまうのです。
「韓流ドラマを3時間見ていただけなんです」
「溜まっていたビデオを一日見ていただけなんです」
いろんな理由がありますが、「座っていただけで、痛くなった」と仰る方がとても多いのです。

「座っていただけで痛くなった」のではなく「座っていたからいたくなった」
これが真実です。
足を組む、おねえさん座り、アヒル座り、腰を丸めた胡座、浅い腰掛けで背凭れに凭れる、など、人によってさまざまな癖があります。こうした座り方は、首、腰、肩、膝、足首、どこをとっても痛みを出してしまう可能性があります。
パソコンやテレビ。運転など、一見くつろいで見える時間が痛みの原因であることは多々あるのです。「座って休んでいるつもり」が危険なのです。
ではどうしたらいいのか? ちゃんとした方法がありますので紹介します。

痛くなければ「基本は立腰(立腰)」

「坐骨」というのをご存知でしょうか? 

読んで字の如く「座るための骨」です。

足を組む、おねえさん座り、アヒル座り、腰を丸めた胡座、浅い腰掛けで背凭れに凭れるは、実はこの坐骨を使っていません。どれも坐骨が座っていて、尾骨や仙骨の部分で座ってしまっています。

坐骨は「座るときに立てる」のが正しい使い方です。

ここでポイントとなるのは、「反り腰」にならないことです。

「坐骨を立てる」「坐骨で立つ」ような感覚です。座っていながら立っているようなバランス感覚が養われれば、力を抜いた状態で体に負担を掛けずに長い時間座っていられます。

どうしても足を組んでしまう

無意識のうちにどうしても足を組んでしまうという方も多いのではないでしょうか。

足を組む姿勢は、股関節や骨盤にとても負担をかけ、首や背骨もねじることから、よいことがまったく無い姿勢なのです。

ただ、「足を組まないようにしてくださいね」とアドバイスされたところで、気づいたら訓でしまっているので、どうしたらよいのか分らないというのが本音じゃないでしょうか。
実は足を組んでしまうのは理由があるのです。足を組むためには、骨格の構造上の条件として「坐骨」が寝ていなければ足は組めません。

逆にいうと「坐骨を立てた状態」では絶対に足が組めません。なんと足が上がらないのです。100%の人間が坐骨を立てて座った状態では、足を組めない構造になっています。

人間は「じっとしていられない動物」です。じっとしていると、何かしら動作をしたくなるのです。座っているわけですから、下半身でできる動作は限られています。だから坐骨が寝ている状態(足が上がる状態)で座っていると、ついつい足を組んでしまうわけです。

あなたは、「足が組みたい」のではなく「動作がしたい」だけなのです。

だとすれば、応えは簡単です。坐骨が寝ているのを「起こす」動作ができれば、問題は解消されます。足を組みたくなるという欲求は、坐骨が寝た状態で動作したくなっただけなのです。

足を組みたくなったら、坐骨を立てる。

これだけで、足を組まない健康体になってしまいます。

◎ 姿勢をよくすると、疲れて続かない

「長時間よい姿勢をするなんて無理......。」

「よい姿勢でいると、疲れて腰が痛くなるんだけど......」

そんな方も多いのではないでしょうか?ごもっともです。今まで話してきたように姿勢はとても大切です。でも、もっと大切なことは「動く」ということです。「動く」と言っても「ごそごそ」する程度です。

「とにかく同じ姿勢を続けないように工夫する」ことが、「よい姿勢をする」ことよりも大切なのです。

・痛いのによい姿勢をする

・我慢して姿勢をよくする

これではかえって体を緊張させてしまったり、痛めてしまうことにもつながります。我慢している姿勢は、よい姿勢ではありません。

15分〜20分に一度は、寝転がる、立ち上がる、足踏みする、セルフケアをする、少し歩く、坐骨を立てるなど、体を少しでも、動かして一度リセットしてください。それだけで、ずいぶん違います。

もちろん、上手に脱力した状態でよい姿勢を取れるようになれば、それが一番長続きします。

最初はとにかく姿勢を変える。ここから始めて見てください。

◎ 立腰でも痛くてできない人は、「座らない」

「坐骨」を立てて座っても痛い。寝ても立っても痛い。

「そんなあなたは、座ってはいけません!!」

と言うとビックリされる方も多いです。ぎっくり腰の状態も同様で「何をしても痛い」状態の時は、「怪我」の状態だと思っていただいた方が判りやすいと思います。

足を骨折していたとしたら、歩き回ったり、走り回ったりしますか? 腰も同じです。その痛みが、ヘルニアや狭窄症のように、慢性的になったにしても、ぎっくり腰や腰椎捻挫、圧迫骨折のように、急性的になったにしても組織が損傷して「怪我」のような状態になっていることには変りありません。

このような状態の時に、「座る」という「腰に負担のかかる動作」をすることは、腰にとって、「傷口に塩を塗る」行為に他なりません。腰が痛いのに座ったりしたら、余計に負担をかけてしまうのがお分かりになるでしょうか。

そんな時は、「寝る」もしくは「よつんばい」の姿勢です。寝て辛い方も「よつんばい」なら楽という方もいます。実は、「よつんばい」の姿勢は、それほど腰に負担のない状態なのです。

赤ん坊は、ハイハイを何度も何度もします。これは、二足歩行の準備なのです。 ハイハイを繰り返すことで、背骨がS字カーブ(生理彎曲)を作っていきます。これは大人も同じです。

繰り返し長い時間「坐骨」が寝た状態で座っているため、生理彎曲が消失してしまっているのです。ハイハイの姿勢でゆっくり、大きく、痛くない範囲で深呼吸してください。それだけでもしっかり繰り返せば、生理彎曲は復活してきます。

さらに、ハイハイで部屋の中をぐるぐる回ったりしてください。(痛みのない範囲でやってください。痛みを我慢してやらないように)。そして、疲れたら体を横にして、寝転がってください。

よつばい→寝転がる→よつばい→寝転がる

こうすることで、「座る」ということを避けることができます。「何をしても腰が痛い」という方は、ぜひ実践してみてください。

当院には近隣の東海市・阿久比町・半田市・東浦町・常滑市・大府市など知多地域を中心に下記の地域からたくさんの方がおみえです。
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