7. 力む - 知多市 整体の「ちた快福堂」

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7. 力む

痛い人の習慣
7. 力む
  脱力のススメ。よい姿勢が悪い姿勢?

「よい姿勢」「悪い姿勢」と聞くと、どんなイメージをお持ちですか?
「悪い姿勢」はねこ背で、「よい姿勢」は胸を張った姿勢...... そんなイメージをお持ちだからこそ、ねこ背のお子さんに「ほら、胸を張って! 背を筋を伸ばして!」と叱ったり、注意したことありませんか?
もちろん、ゲームをしている時の姿勢など、カラダが丸まった状態が長く続くのは、内蔵や筋肉にとって決してよくありません。現に、ゲームや勉強の姿勢が原因で頭痛や腰痛、肩こりになる子どもも急増しています。
だからといって、「ぴんと背筋を伸ばしなさい!」と言って、ずーっと胸を張っていたら、今度は緊張が強くなってしまいます。胸を張ろうと胸を反り過ぎて、反り腰になっている若い人も、とても多いです。
本当のよい姿勢とは、決して無理矢理胸を張った姿勢だったり、腰を反った姿勢ではありません。カラダのバランスが取れ、重力に対して、最も安定して、力を使わない姿勢のことです。
「姿勢を正しなさい」と言うのではなく、まずは「骨盤を立てる」ことです。これが一番です。
ゲームやテレビ、勉強などで丸まっているお子さんの場合、坐骨を立てるだけでも十分効果はあります。何はなくても坐骨を立てる。これだけでも、こまめにやらせてあげましょう。
それができたら、坐骨を立てた状態(アゴが上がらないように気をつけて)で「鼻から天井に抜けるように、大きく息を吸い込んで」と言ってみてください。思いっきり息を吸い込んだ状態で、猫背になっているお子さんはまずいません。呼吸をする筋肉(吸う筋肉)と姿勢を維持する筋肉は、ほぼ同じなのです。呼吸の練習をすることで姿勢がよくなります。
この姿勢を覚えたら、その状態を維持しながら、脱力しながらゆっくり息を吐ききるようにしてください。大切なことは、長時間その姿勢がキープできていなくてかまわないことです。
猫背が続いたら、またやる。こまめにやる。朝起きたらやる。ご飯を食べる時にやる。宿題の前にやる。宿題の途中でやる。いきなり長時間キープすることよりも、こまめにやる方が数倍効果があります。キープしようとするのは、とても辛く、緊張を強いることになります。
現在の生活状況の中では、知らず知らずのうちに力が抜けなくなってしまっている子どもも大人もとても多いです。

■ あなたの力み度チェック 
 □上の奥歯と下の奥歯が、普段から触れている
 □筆圧が強い
 □自分では、力を抜いているつもりなのに「力を抜いて」と言われる。
 □壊れるかと思うほど、キーボードを叩いてしまう。
 □頭痛、腱鞘炎になりやすい。
 □朝、スッキリ起きられず、疲れも取れない。

いくつあてはまりましたか? 一つでもあてはまっているあなたは、自分が力を抜いているつもりでも、実際はカラダから力が抜けていない可能性があります。
奥歯と奥歯は、正常な状態は、離れている状態です。かみ合っている状態(夫ら合っているだけでも)は、「かみしめ」「くいしばり」「顎関節の症状」がある状態です。そうした状態があると首や頭の緊張が強くなり、肩こりや頭痛だけでなく、不眠や目眩など自律神経のバランスも崩していることがよくあります。胸を張る、背筋を伸ばすと言う指示は、こうした噛み締めを起す原因にもなります。

◎なぜ、力が抜けなくなってしまうのか?
一番の問題点は頭にあります。私たちには、二十四時間ずっと等しく「重力」ちという力がかかっています。二本の足で立って生活をするようになった宿命ですが、座っても、頭を支えて生活しなければなりません。
頭の重さはどれくらいあるかご存知ですか?何と、ボウリングの玉くらいの重さがあるのです。どんな時でも、ボウリングの玉を支えながら歩いたり、座ったりしているわけです。
つまり首を前に出して立っていると、首や背中に力を入れていないと、支えられなくなります。前に出なくなると、正しい位置で骨格の上にバランスよく乗るようになり、最小限の力で支えられているのです。
なぜ力が抜けなくなってしまうのか? その答えはズバリ、
重力に逆らって、知らないうちに力を入れ続けているからです。
自分では力を入れていないつもりでも力が入ってしまう状態になります。それが継続すると、脳がその状態を覚えてしまい、寝ても休んでも力が入った状態がキープされてしまいます。それが「力み」の原因です。
「脱力をする」「力を抜く」というと「だら〜」とすると勘違いする方もいますが、そうではありません。「だら〜」という状態は「力を抜かず、気が抜けている」状態です。「気を入れて、力を抜く」のが正解です。
一番簡単な「力を抜く」練習は、奥歯を触れ合わないように、息をゆっくり吐いてください。そして、最後まで息を吐ききってください。ゆっくりと、辛くない範囲で構いません。

「くいしばらない」「息を吐く」これが脱力の第一歩です。
とは言っても、「自分では力を抜いているつもり」なだけに最初はコツを摑むまでは、とてもわかりにくくむずかしいと感じますが、練習をすれば、絶対誰にでもできるようになります。
筋トレの逆だと思ってください。筋肉はトレーニングをすれば、必ず強くなりますよね。脱力も練習をすれば、必ず力が抜けるようになります。
また、自分がどの段階なのかを自覚していることも大切です。

①力を入れているのが「自分では分からない」
②力を入れているのが「わかるけど力が抜けていない」
③気づけば抜けるけど、知らないうちにまた力が入ってしまう

スポーツや趣味の上達と同じで、うまくいかずにじれったい時もありますが、それでも無理のない範囲で続ければ、必ず上達します。
なぜなら、もともとあなたが子どもの頃は、自然にできていたことですから。その頃の自然な状態を、脳に思い出させてあげることです。


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